太陽光発電所の竣工検査重要性と目視におけるフローと想定される不具合No1現在の太陽光発電所におけるさまざまな不具合の最大の原因は、設計そのもののおよび、施工品質に起因するものがほとんどである。これは、発電所の竣工において、不動産物件等に見られるような、国の標準に対する第三者における検査及び、評価が法令化されていないため、実施が発電所によりまちま...
太陽光発電所の竣工検査重要性と目視におけるフローと想定される不具合No2アドラーソーラーワークス(以下ASW)では、定期点検ももちろんおこなっているが、不具合点検や精密点検の要望が多い。FITが始まり4年しかたっていないが、発電所では様々なトラブルが発生している。 例えば、太陽電池モジュールに関して目視でチェックする点として、モジュールの受光面...
再エネ先進国・ドイツのリパワリング成功例ドイツで実際にあったリパワリング事例についてご紹介します。 北ドイツにある2009年連系、売電単価0.32€、2.5MW規模の発電所で、発電能力が2009年時点では100%だったのに対し、2010年では84%、2015年になると、なんと56%まで下がり、稼働初期にも係らずか...
放置するべきか、リパワリングするべきかドイツを含むヨーロッパでは、ほとんどの場合、銀行や投資家、オーナーの依頼により竣工検査として、TDD(テクニカル・デュー・デリジェンス)検査が実施されています。 竣工検査を実施しないまま発電所を稼働してしまうと、初期の状態がわからず、知らず知らずのうちに利益を損ねている可能...